2015年7月27日月曜日

e2 studioでのテスト駆動開発について

以前より、e2 studio上でテスト駆動開発をしたいと考えていた。visual studioだと、両方の環境を利用する必要があるので、面倒くさい。

以下の方法で、できることを確認したので、備忘録を兼ねて、記載。

動作環境
windows 7 SP1 64bit 
cygwin gcc 4.9.2
e2 studio 4.0.1.007

以下のページをベースにやって、上手く行った。bugdasさんに非常に助けられた。e2 studioだからか、一部、やり方が違うところや、自分がド素人ゆえに詰まった所を追記しておく。
http://qiita.com/bugdasi/items/2e86accdd21e1b60ff6a



1. 初めに、CPPUTESTをwindowsで利用できるようにcygwinでインストールを行う。ここは参考ページのとおりにやれば良いが、最後に、cygwinの環境パスを通す必要がある。わからない方は以下のページを参考にすると良い。
http://rx.tokudenkairo.co.jp/tutorial_cygwin.html#path
後、自分がここでハマったのが、自分のPCにmingwをインストールしてあり、そのパスが優先されてgccを利用したためにコンパイルに失敗した。mingwのパスが通っているのなら、外しておくべき。


2. e2 studioでプロジェクトを新規作成。
 C++プロジェクトで実行可能→Hello World C++ Project を選択
 ツールチェインに cygwin gccを選ぶ。 その後、終了をクリック。

3. デバッグをするために必須とのことで、以下のパスを通す。でも、もしかしたら、いらないかも。。。
ウィンドウ→設定 で 設定ウィンドウを開き、C→デバッグ→ソース検索パス→パス・マッピングに \cygdrive\c\ → C:\を登録
参考ページ https://keitarian.wordpress.com/2013/03/29/cygwin-eclipse-cdt-%E7%92%B0%E5%A2%83%E6%A7%8B%E7%AF%89-windows/


4. その後は、最初に示したページ通りに、設定を行っていく。
一つだけ、注意点としては、C:\を/cygdrive/c/に置き換えると書いてあるが、そうすると、逆にコンパイルエラーが出た。
普通にC*\のままでやれば、コンパイルが通る。
以下に主要な設定ページをさらしておく。




以上で、テストの実行が可能なはず。まあ、基本的には最初の参考ページ通りにやれば、上手くいく。

ちなみに、gccではなく、実行環境と同じルネサスのCC-RXでコンパイルできれば、なお良いが、生成されるmotファイルをPCのみでテスト実行する方法が分からなかった。いずれなんとかしたいなあ。。。

それでは、少しでも快適なテスト生活を送りましょう。